ADVISORYPROSTAFF

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SPECIAL INTERVIEW

AVG.329 AVG.329
森友哉
バットから感じる
職人の熱意
「首位打者」で恩返し
シーズン中はゼットの職人さんが僕の為に

心を込めてバットを作っている、
その思いを感じながらプレーしてきました。
その結果、「首位打者」という
素晴らしい
タイトルを獲得でき
職人の皆様に恩返しする事ができて

本当に良かったと思います。
好不調の波を
乗り越え
最高の結果
1年間という長いシーズンの中では

身体がきつい時もありましたが、
不調の時期を少なくすることができ、
最高の結果を残せたので本当に良かったです。
同型のバットを使うことで
コンディション変化をキャッチ
同じ型を継続して使い続けることによって、
自分の好不調の原因を知ることができます。
体調が悪かったり疲れなどでバットが振れていない感覚がある際は、
どの様に身体を使い、どうやってコンディションを整えるべきか対策が打てます。
そして早めに対処できた結果、不調の時期を少なく短くすることができました。
今年、バットの材料をホワイトアッシュからメイプルに一本化したことも、
先程のことを踏まえ同じバットを長く使い続けたかったからです。
森友哉バット

緻密な管理基準で
森選手の高い要求をクリア

今年、6年目を迎える森選手は昨年まで使用するバットの型(モデル)を1シーズン中に数回、変更していたのですが今年はキャンプから一貫して同じ型のものを使い続けてこられました。
本体の形状だけではなくヘッド部分は常に先端から15㎜の深さでくり抜きを行ない、重量は880g±5gという厳しい管理基準の元、提供するバットを画一化し、精度をキープし続けてきました。
今後も進化していく バッティングスタイルやレベルに応じた森選手の要求に対処すべく我々バットクラフトマンは一層の努力を続け、誇りと信念を持ってバットを製造していく所存です。

武生工場 バット製造課 課長 熊谷 昌典山崎 博史

武生工場 バット製造課 課長 熊谷 昌典山崎 博史

武生工場 バット製造課 課長 熊谷 昌典(向かって左)

山崎 博史(向かって右)

有原航平 有原航平
WINS15 WINS15
常に理想どおりの
ベストなグラブが手元に
自分の理想を形にしてくれる職人の皆様のおかげで
思い通りのグラブが毎回出来上がっています。
2年連続のタイトル獲得
チーム優勝を胸に来季へ
最多勝と言う投手として名誉あるタイトルを獲得出来た事を
非常に嬉しく思っています。
来シーズンは2年連続のタイトル獲得と共に
チームの優勝を目指して頑張りたいと思います!
投球フォームを追求
仕様から革までこだわりが凝縮
小指2本入れ仕様と言う投手用としては珍しい形ですが、
自分の投球フォームを考えた時に
この形にする事で投球時グッと力が入る感覚があり、それを大事にしています。
革も一般的には販売されていないプロ仕様で気に入っています!

投球の安定と向上を
独自構造のグラブでサポート

有原投手が投球時、グラブを持つ手を引く際に内旋しやすくして投球を安定させたいという要望に対する手段として小指2本入れ構造を設計しました。
結果、引き手の握る力は強くなるのですが反面、型崩れしやすくなることもあるのでグラブ全体の型付けや補強面に注意を払ってきました。
来年も最多勝投手の使用するグラブをしっかりバックアップしていきます。

グラブ生産技術開発センター 縫製部&プロスタッフフォロー 角正 義弘

グラブ生産技術開発センター 縫製部&プロスタッフフォロー 角正 義弘

グラブ生産技術開発センター
縫製部&プロスタッフフォロー 角正 義弘

STRIKE OUT LEADER STRIKE OUT LEADER
千賀 滉大
革の張りに高い満足度
ゼットのグラブがエラーを防ぐ
年間でグラブを5個程作って頂きますが、
どのグラブも革の張りがとても良く満足して使用しています。
良い成績が残せたのもそうですが、
捕球時のエラーが無いのはゼットのグラブのお陰です。
数々のタイトルを獲た今シーズン
次の目標は優勝、日本一、最多勝!
チームとしてはリーグ優勝を逃し
その悔しさをクライマックスシリーズと
日本シリーズで取り返す事ができました。
個人的にはノーヒットノーランの達成や
最多奪三振・ゴールデングラブの獲得が出来、
チームの日本一に貢献出来たかなと思います。
来シーズンはリーグ優勝と日本一、
最多勝を目指して頑張ります。
来シーズンも応援宜しくお願い致します。
地元の地形をウエッブに
手に馴染む素材で使いやすさも追求
見た目のカッコ良さの部分では
同色でも違う革を背面で使用しています。
地元・蒲郡の地形をウエッブには入れてもらい、
刺繍もオリジナルロゴを作って頂き入れています。
1番のこだわりは手を入れる部分のこだわりですね。
通常の革では無く手に馴染みやすい手袋の素材を使っています。

グラブによる投球時のロスを
極限まで軽減する素材を探究

千賀投手が投球時に引き手となる左手の平とグラブ平裏部が汗で滑り、バランスを崩したり力がロスしたりしない様、理想となる素材を探索した結果、バッティンググラブ用素材にたどり着きました。
これは起毛調の肉薄人工皮革材でグリップ力や防滑性に優れたもので大変気に入って頂いてます。
また千賀投手よりさらなる投球バランスの向上を目指すために昨年モデルをベースに段階的に3段階、グラブ全体の大きさも調整して提供させてもらい、結果として一つの大きさのものに固定頂きました。
来シーズンもさらに崇高なご要望に応えていきたいと思います。

グラブ生産技術開発センター 縫製部&プロスタッフフォロー 角正 義弘

グラブ生産技術開発センター 縫製部&プロスタッフフォロー 角正 義弘

グラブ生産技術開発センター
縫製部&プロスタッフフォロー 角正 義弘

源田 壮亮
GOLDEN GLOVE GOLDEN GLOVE
グラブの感覚を共有
職人の繊細な対応に感謝
シーズン中に何度も職人の方に球場に来て頂き、
その時期の状態に合わせてグラブを作って貰っているので
感覚を伝える・理解してもらうのは難しい部分もあるのですが
細かく対応してもらっていて感謝しています。
ゴールデン・グラブ賞を獲得も
目指すはさらなる高みと日本一
2年連続リーグ優勝は出来たものの

日本シリーズ進出はなりませんでした。
個人的には高いレベルの選手が
特に集まっているポジションなので
ゴールデン・グラブ賞を獲得出来たのは
自信になります。
まだまだこの先レベルアップしたいと思っているので、
オフの間もしっかりとトレーニングを行い
来シーズンこそ日本一を目指して
頑張りたいと思います。
革の張り、手入れ感、捕球時の感覚
すべてが揃ったグラブで挑む
グラブはフィーリングが一番です。

最初に手を入れた感覚が良くても
試合用に育てて行く際に
感覚のズレが出て来る事もありますし逆のパターンもあります。
革の張り・手入れ感・捕球時の感覚など
全ての要素が揃ったグラブが試合用になっていくので、
高いレベルの物を求めています。
でもそれに応えてくれる職人さんをはじめ、

ゼットさんには感謝しています。

試行錯誤と微調整を繰り返し
源田選手のフィーリングに合致

今シーズンは昨年よりさらにレベルアップを目指す源田選手の理想とするフィーリングを持つグラブを作り上げるのに試行錯誤を繰り返してきました。感覚差の若干のブレや方向性のズレなども有りましたし、これで嵌まったと思ったら型の持続力が少し弱かったり等、グラブクラフトマンとして本当に色々考える事、勉強する事が多い一年で源田選手には逆に感謝する気持ちで一杯です。でも後半、提供させて頂いた数種の新型をベースに同選手が目指す手入れ感や捕球感はあらためて掴めた感じがするので来シーズンはその感覚をカタチにする技術をさらに極めていきたいと思います。

グラブ生産技術開発センター 縫製部&プロスタッフフォロー 角正 義弘

グラブ生産技術開発センター 縫製部&プロスタッフフォロー 角正 義弘

グラブ生産技術開発センター
縫製部&プロスタッフフォロー 角正 義弘

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